内科では風邪や糖尿病といった生活習慣病をはじめ、一般的な病気の治療をおこなっております。周辺には大きな医療機関があるため、詳しい検査や治療が必要な場合はすぐにご紹介させていただきます。そして連携する医療機関にて患者さまの診断・治療方針が決まったら、身近なかかりつけの医院として定期的な診療をサポートいたします。
当院では患者さまの病歴や家族歴などをしっかり把握し、個別にまとめて管理しております。地域がら転勤される方も多く、移転先でも治療を続ける方のために、必要があればまとめたデータをお渡しいたします。蓄積されたデータは患者さまにとって重要な財産になりますので、転勤や引っ越しで現在までのデータを希望される方はお気軽にお声がけください。
生活習慣病は進行すると、脳・心臓・腎臓や広範囲の血管を傷つけ、大きな病気の原因となり得ます。血圧や血糖の数値が高めの方は、合併症を発症してしまう前に治療をご検討ください。当院では、薬をできるだけ使わない治療を目指しております。服用をすぐにやめることができなくても生活習慣を改善し、血圧や血糖値が下がれば将来は薬を減らせる場合もあります。高血圧症や糖尿病など生活習慣病自体に症状がないため、来院されるたびに血圧や血糖などを計測し治療のがんばりを実感していただけるよう努めています。不要な検査はおこないませんが、目に見えないものを見えるようにして、これまでのデータを共有しながら、患者さまが治療へのモチベーションを保てるよう工夫しております。また、保健所と連携し細かな食事指導に取り組んでおりますので、まずは気軽にご相談ください。
0歳のお子さまから受診でき、妊婦さんや授乳中の方も相談できる小児科
小児科では0歳からお子さまの診療をおこなっております。お子さまはもちろん、お母さん・妊婦さん・授乳中の方の風邪といった症状の初期治療にも対応いたします。また、地域の小学校の学校医も担当しており、お子さまの健康管理や肥満・痩身の生活指導もおこなっておりますので、健診異常もご相談ください。
お子さまの感染症には、インフルエンザ・ヘルパンギーナ・ロタウイルス・溶連菌(溶血性レンサ球菌)などによるものがあります。院長は血液内科の診療に注力していた勤務医時代の経験を活かし、感染症の流れや流行時期を考えて診療しております。お子さまの感染症では病気の診断と、抗菌薬が必要なのかという見極めが重要です。抗菌薬は必要最小限にとどめ、必要な場合には使用する薬の選択・量・期間を管理する必要がありますので、十分注意して処方しております。のどや口内の炎症、高熱など普段の風邪とは少し違う症状があれば、まずは当院までご相談ください。治療方針として、不要な抗菌薬は使用しない・お薬は必要最低限に抑えるよう努めております。低年齢から抗菌薬を多用すると、将来アレルギー体質になるというデータもあります。そのため、使用する際は親御さまに十分に説明してから処方しております。耳や鼻など症状が強く出ている場合は他の医療機関へ紹介しながら、院内で対応できる限りのサポートをさせていただきますので、お困りの際はお子さまと親御さまご一緒にお越しください。
当院では多種多様なお子さまの予防接種(※)について、院内でスケジュール管理をおこなっております。一度お越しいただければ、その日からスケジュールを設定し漏れがないよう管理し、万が一接種し忘れた際は都度柔軟に対応いたします。予防接種を受けることで感染症からお子さまを守り、社会から病気を減らすことにもつながります。病気に感染した際の検査・治療費や身体の負担を考え、少しでもリスクを軽減するために自治体で決められたものはしっかり接種することが大切です。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認されるか、お問い合せください。
当院では、脳性麻痺などの病気や加齢などで通院が困難な方に対し在宅医療(訪問医療)を提供しております。ご年配の方が多いですが、神経難病の方やお子さまの難病などにも対応いたしますので、在宅医療(訪問医療)を検討中の方はご相談ください。人工呼吸器・在宅酸素・胃ろうなどの管理、管理麻酔による疼痛(とうつう)管理、床ずれなどの処置に対応していますので、詳細は医院までおたずねください。
また、訪問看護施設や病院からの依頼・紹介におうじて、退院後の治療に不安を抱えている方や自宅で看取りたい方のサポートをしております。患者さまやご家族の意思を尊重し、スムーズに在宅医療に切り替えられるよう医療施設と連携しながらしっかりフォローいたします。